子どもの偏平足がいけない理由??

      2018/05/17

土踏まずの特徴は、人間にしかないということです。

 

2足歩行を始めて長い年月をかけて作られた機能といっても良いかもしれません。

この土踏まず、片足に3本。両足で6本あります。

その1本、1本に2足歩行というアンバランス状態で身体を支える役割があるのです。

〇踵から親指にかけての土踏まずは、身体の左右の揺れをコントロールしてくれる役割があります。

〇踵から小指にかけての土踏まずは、身体を回転させたりひねったりする動作をコントロールしてくれる役割があります。

〇親指から小指にかけての土踏まずは、身体の前後の揺れをコントロールしてくれる役割があります。

偏平足の場合 足部にこれらの機能がないので 上記の動きをうまくコントロールするときは膝や腰などに負担がかかりますので長い年月の間には様々な支障が発生する可能性があると考えても良いと思います。

又、それらのことで 姿勢への影響が出てきます。その姿勢悪化が伸長にとってマイナスリスクとなるのです。

 

特に、部活やジュニアスポーツをする際には様々な方向への動きも激しくなりますので疲れやすく故障の確率も高くなると言われています。

 

不良姿勢

 

不良姿勢とは皮膚や軟骨、脂肪、腱、靱帯、筋肉、筋膜、関節などに異常があると正しい姿勢がとれなくなります。これを一般的に「不良姿勢」と言っています。

子どもにとって「楽な姿勢」=「正しい姿勢」ではありません。

 

不良姿勢のきっかけは、地面との接地面でもある足に変形があったり、アーチ形成不足や間違った生活習慣や無意識のうちに身に付きいつの間にか、動かしやすい方向や重心の位置が決まってしまったり、また、病気やケガ、運動などで一部の筋肉が緊張し、収縮した状態が長く続いたことで、全身の筋や筋膜のバランスが崩れたころから始まります。

幼児期~児童期の場合は、無意識に不良姿勢が身についてしまうので家族が気付いたときに改善を促してあげることが重要です。

 

不良姿勢を無意識に続けることによって、頭痛、首痛、肩こり、腰痛、ひざ痛、バランス力の低下や転倒、スポーツ障害等々多くの原因となります。

偏平足のお子さんは、足元で身体のコントロール機能が弱いので不良姿勢には十分注意が必要ですね。

 

偏平足の方には

 

自社調査によると、土踏まず形成が最も著しい年齢は 3才~5才。特に4才は一番土踏まずができやすい年齢です。
この間に、しっかり歩き運動した子のほとんどに土踏まずは形成されるのですが 稀に身体を動かしているにも関わらず歩き方がわるく土踏まずが形成されないお子さんもいますので、幼児期には必ず足測定をおススメします。

 

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また、児童期並びに成人になって偏平足だとわかった方は
土踏まずの代わりになる生活用品を身につけて行動されることで土踏まずを補うことが可能です。


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