土踏まずづくりは早めの対策を!
2018/07/01
偏平足だと、まっすぐ立っていられない、ふらつく、歩き方がおかしい、
転びやすいといった運動能力の低下などの原因にもつながります。
また、本来、重力によって体の下の方に溜まった血液やリンパは、
ふくらはぎの筋肉によって体の中心に押し戻されます。
しかし、ふくらはぎの筋肉は足のアーチを利用して動くため、
扁平足になると血液やリンパをうまく押し戻すことができなくなるのです。
そのため、血液やリンパが足に溜まり、むくみやすくなります。
さらに扁平足は慢性的な冷え性を引き起こすこともあります。
土踏まずがないことで足裏全体が圧迫された状態が続くためです。
これが原因で血流が悪くなり、足が冷えやすくなるのです。
そして偏平足の子供には、同時に浮き指(足の指が地面につかず浮いている状態)の症状も多い傾向にあるようです。
このように偏平足が原因で、知らず知らずのうちに体のいたるところに影響を及ぼしていることも少なくないのです。
大人になって困らないよう、子どものうちに偏平足対策をとるといいですね。
簡単なチェック方法もご紹介していますので、参考にしてみてください。