足の変形は、床で決まる!?

      2017/12/17

1年間に20か所、30か所と足測定をしていると 同じ裸足保育でも園ごとで足変形の部位が違う。

特に、踵の変形においては各園バラバラ。

 

ある園では、年長児100%が変形を起こしていたり 又 ある園の年長児の踵変形は10%程度だったりと様々。

 

=外反偏平で歩行困難に=
http://kokaken.biz/valgus-flat-foot/

部屋の中で行う保育カリキュラムが違うという理由もあるでしょうが、ただそれだけではなさそうです。

 

色々と調査していると ある緩い共通点が見えてきました。

 

それが「床材」です。
古い園舎は、木造づくり。 比較的新しい園はコンクリートと園舎の造りも時代を象徴します。

 

 

当然のことながら築歴が古い園より新しい園の方が見た目がよいので 親は新しいコンクリート園に預けたいと思うでしょうが
子どもの踵変形を調査していくと、裸足保育の場合 圧倒的に木造づくりの園の方が踵の変形を起こしている子が少ないのです。

=子どもの足を知らない事の怖さ=
http://kokaken.biz/kansou-8/

考えてみたら、床弾力と踵の変形には何か深い関係があるようです。
特に、裸足保育の場合は 床材に注意が必要かもしれませんね。

今後、ますます調査を深めたいと思います。

 

=園での柴田式足測定で改善=
http://kokaken.biz/tsutihumazu-youtien/

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