外反足が、かけっこ万年ビリの原因だった!?
私たちは、子どもの足を測定するだけでなく正しく足を使うという点で
プロスポーツトレーナーと一緒に「歩き方教室」「走り方教室」を定期的に開催しています。
伸びしろがある子どもたちが参加するので、一つ一つの動きを覚えていくと、
からだの使い方は、見違えるほど変化していきます。
例えば、
走るときの膝の使い方・・・・遅い子の膝は、可動域が小さいのが特徴ですが、低い障害物を置いた地面を走らせると徐々に膝が上がってきて1歩、1歩のストライドが大きくなります。
次は、腕の動かし方・・・・・走りが遅い子の共通点は、上半身の動きが上手に下半身に伝わっていないケースが多いのです。
この2つの動きを整えて上げるだけで、風を切って走れるようになるのが普通です。
しかし、、残念ながら膝も腕も完璧にマスターをしたのに、
全力で走ってもなぜがスピードがでないお子さんが全体の1/3程度います。
なぜ?推進力が出ないのか?
その理由は、蹴り出した足が外に流れてしまうからなのです。
本来であれば、蹴りだした踵は、お尻のそばまで上がってくるはずですが、
そのお子さん達は、お尻の位置より外側に流れてしまうのです。
せっかくの推進力が体に伝わらず、逃げているのです。
苦戦している子たちの踵を観察すると、外反足になっている子がほとんど。
お母さん、もしかしたらお子さんの走りが遅いのは、
運動神経の問題でなく 踵の変形が原因なのかもしれません。
↑↑お子さんの踵とこちらの写真を見比べてください。
踵が、ㇵの字になっていたら外反足かもしれません。
でも もし外反足でもあきらめないでください。
幼児期に改善してあげれば、ほら、こんなにきれいな踵になるんですよ。
その秘密は、インソール。
今年は、踵に注目してお子さんの本来の力発揮できるようにしてあげてください。