「子どもの靴」が大切な本当の理由?!
2018/06/18
子供の足ってすぐに大きくなるし、ちょっとくらい大きいサイズでも大丈夫!
すぐに買い換えるのも面倒だし…。
ついつい大き目の靴を選びがちになりますよね…。
でも最近は、子供の靴選びが重要なことをご存知の方も増え、
サイズの合った靴を購入するためにイベントなどで、
足のサイズを計ってもらうという話も良く聞きます。
ところでなぜ、子どもの靴に気を付けてあげないといけないのか
みなさんご存知ですか?
本当の理由は「サイズの合わない靴で、転んでケガをしないように」
というだけではなかったんです。
子どもの足は軟骨でできていて、大人と違い柔らかく変形しやすいのです。
そのため、成長過程に履く靴の影響を受けやすく、合わない靴を履き続けると、
足が靴や力のかかり具合に合わせて変形してしまうのです。
変形したまま成長し骨化してしまうと、その影響を受け続けることになります。
身体のバランスを崩したまま大人になって、腰痛・頭痛・肩こりの原因となり、
場合によっては歩行困難になるケースもあるようです。
くつの歴史が長い欧米では、子どもの靴選びが成長を左右する事はよく知られており、
大人の靴よりもしっかり選ばれています。
安さや、デザインではなく子どもの足に本当に合ったくつを選ぶことが重要になります。
健康に育っていくためには、健全な足であることが欠かせないのです。
これから大事に育まなければならない子どもたちの足のために、
毎日履く「上靴」「外靴」には十分気を付けてあげたいものですね。
扁平足や外反母趾などの障害を防ぎ、
大人になっても困らないようにするために、
子どもたちの足の成長を第一に考えた、
正しい子どもぐつを選んであげてくださいね。