幼児期から急増する内反小趾

      2023/11/08

足の小指が内側に曲がる変形のことを「内反小趾」(ないはんしょうし)といいます。

この症状は、生活習慣に密接な関係があります。

適正な靴を履き適度な運動を屋外で行う子どもの場合は、足の健全な発達が促されるため、内反小趾(ないはんしょうし)や外反母趾(がいはんぼし)など足トラブルを回避できます。

しかし、すぐ抱っこしてしまう。車での移動が多い。お外に連れて行く暇がない、両親ともインドア思考だなど、あまり運動しなくなると発達のバランスが崩れ足のトラブルに見舞われる可能性が高くなります。

このように、子どもが足の問題を抱える原因のひとつが、足に合わないサイズの靴を履いていることにあります。

「内反小趾」(ないはんしょうし)はこうした靴を履き続けた結果といえるでしょう。

子どもの足は 大人の足に比べて軟骨部分が多く 柔らかいため、合わない靴を履いても  あまり痛がりません。

ただ痛いと言わないから問題はないと思われがちですが、内反小趾(ないはんしょうし)の子どもは中学生になる頃には足裏に、マメやタコができやすくなり痛みをともなって靴が履けないとか、痛くて辛いなど、そういった症状が現れ姿勢やパフォーマンスまで影響を及ぼしてしまいます。

ですので、一番身近にいるママの気づきが大切なのです。

お子様に指の変形が見られたらまずは、靴に変えてみることをお勧めします。

内反小趾(ないはんしょうし)は意外に靴の選び方で改善できるものです。

足に良い環境で適度な運動を!

子どもの足が一目で分かる。
(カラー・写真多数)

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