落ち着きがない子どもには共通点があった!
2018/01/09
某小学校でのこと。ここでは毎月1回全校生徒が体育館に集まり朝礼が開かれます。
校長先生の挨拶が始まってすぐ、何やらモゾモゾ、落ち着きのない子たちが現れ出しました。
校長先生の話はわずか5分ほどですが、その間でさえじっとすることができない子どもが急増しています。
原因の一つとして考えられるのはなんと、足!!
きちんと足の指や裏が発達した場合、立った時の足への圧力はカカトから指全体にかかってきます。
ところが未発達の足だと圧力がカカトのみにしか、かからないのです。
つまり、足の前方に力が入らないと反りかえった姿勢になってしまうので、それを身体が「まっすぐにしよう」と無理にバランスを取るためフラフラとしてしまうのです。
そういった子たちはほとんど猫背です。
さらに身体を支えようと膝を曲げ、腰を落とし、変にバランスを取るのでまるでゴリラのような歩き方になってしまいます。
上半身をふらふらさせたり、重心をかける足を頻繁に変えたり そんな子は・・・
足を見てみると、偏平足、もしくは浮き指である場合がほとんどです。
偏平足とは、土踏まずが形成されず全体がぺったり地面についてしまう足の事で、指を使って踏ん張る事ができなくなり、膝関節症や腰痛などを引き起こします。
お子様の落ち着かない様子は、こうしてSOSを発信していたのです。
まずはその原因を知り、そして少しずつ改善していきましょう。