足痛い!子供外反足の特徴
2018/05/03
最近増えてきたのが、「最近足首が痛い!」「踵の内側が痛い!」「ふくらはぎが痛い!」という相談。
病院でレントゲンを撮ってもらっても「異常はありません。様子をみましょう。。」と言われるケースが多いですね。
もう大丈夫かと安心すると、日が経てば再び子どもが痛がる。・・・どうしたらよいのか?
親は、何とかしてあげたい気持ちになりますよね!
話をいろいろ聞いているとある共通点がありました。
ー子どもの足知らないことの恐ろしさー
http://kokaken.biz/kansou-8/
(お客様の声)
足イタイ!イタイ!は、こんな子に。
それは、武道の習い事をしている子や体育館で裸足のまま運動をしている子、裸足保育の園に通っている子などに絞り込まれてきました。
立っている姿を後ろから見ると、地面についている踵の中心部分が足首から横(外側)にはみ出していて、踵が「ハ」の字に見えるケースが同じでした。
この症状を一般的に「外反足」と言っています。
原因の一つが踵に受ける衝撃です。
なぜ踵の位置がずれてしまうのか?
幼児~児童期初期の子の足骨はまだ軟骨部分が多く、軟らかいのが特徴です。
足には沢山の骨(片足28個)が絡み合って出来ているので、ある一か所の骨が何らかの衝撃でずれてしまうと足全体に影響を与えてしまうのです。
まるで、トランプで作ったピラミッドのようです。
重なり合ったカード同士の負荷が均等にかかっているから綺麗な形で作り上げられますが、どこかカード一枚でもバランスを崩すとバラバラと壊れてしまう。
子どもの足は、骨群を筋肉や腱でしっかり繋ぎ止められていますので、トランプピラミッドのように脆いものではないですけど発育途中なのでまだ未発達なのです。
ーX脚のお子さんはどうする?ー
http://kokaken.biz/x-legs/
だから、ある一定の衝撃を毎日毎日繰り返し与えると 取り返しのつかないことになるのです。
床材にも注意が必要!
現在は 床材も多種多様にあります。
昔であれば武道は木の床で行われてきましたが、昨今ではコンクリート床に木目デザインクロス張りの状態で練習しているところもあると聞きます。
これでは、子どもの踵は床の硬さに負けてしまいますよね。
「裸足保育」も同様です。
「裸足」という行為ばかりに目が行ってしまい「裸足になる環境」については関心が低いようです。
ある研究では、床塗装の違いだけで足への影響がでる。という報告もあります。。
それほど私たちの踵は様々な条件を察知しながら働いてくれているのですね。
裸足で行う保育や各種競技については、「裸足になれる環境か?」という点にも目を配ってほしいものです。
「外反足」の予防と対策
「アッ!外反足気味」と思ったら1日も早く 沈み込んでいる側の角度に合わせて持ち上げてください。
出来る限り早く、踵の中心線が床から垂直の角度になるようにサポートしてあげることが重要です。
「まあ、そのうちにね!」などのんびり構えていると軟骨だった部分が骨化してしまい元に戻らなくなってしまうこともありますよ。
1日も早く正常な形に戻してあげてください。
ー外反扁平と言われたらー
http://kokaken.biz/gaihanhenpei/
踵は、日々全体重を支える大事な部位ですからね!
今一度お子様の踵を観察し、1日も早く対処してあげてください。
私たちは、「外反足専用 インソール」をおススメしています。
詳しくは、コチラ↑↑↑