子どもの足は、昔と違ってどうして変形するのか!?

      2015/08/18

昔の子どもに比べて、今の子どもは足が弱くなったと言われます。

また、文科省調査による子ども達の体力テスト結果でも堅調にあらわれています。

足は使わないと退化していくのでしょうか?

子供の足変形が増えた背景を追ってみました。

 

 

1:日頃の運動不足

車社会・保護具の増大・歩行への無関心・遊び時間の減少・1日当たりの歩数不足も加わり

足の筋肉が育たたないままに体重が増えたり急に激しい運動をしたりする。

 

2:足に関心を持たない社会環境

「毎日子どもの顔は見るけど足は見たことがない」「健康診断で歯科検診はあるが足検診はない」など

身体全身に影響を及ぼす子供の足に対して関心がない。

 

3:合わない靴生活

足を靴に合わせる。可愛ければよい。

コマーシャルに出ている靴なら大丈夫でしょう。

靴の選び方を知らない。

どうせ足はすぐに大きくなるのだから大きな靴を買いましょう。

など、窮屈やぶかぶかの合わない靴を履き続けている。

 

4:過度な裸足

「裸足なら何でも良い」という間違った認識が広がり、

コンクリートや固いフロアーで、裸足で跳び箱や鉄棒・ダンスや器械体操を行う現象が広がっている。

 

5:歩き方を教えてもらえない

私達親世代も正しい歩き方を教えてもらっていないので子どもに教えられない。

教育機関でも正しい歩き方や走り方のカリキュラムが無い結果、間違った歩き方が定着し足の形に影響が出ている

 

6:コンクリート漬けの生活

足は本来凸凹に合った形状をしていて、平坦な部分に関しては苦手な部位だが

コンクリート漬けの真っ平らな社会で足の形状がおかしくなっている。

 

などなど子供の足に関してまだまだ知らない事ばかりです。

これからも子供の足のことを学んで元気足をつくってあげましょう。

 - 子どもの足のトラブル